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2008年10月

朝来からのお客様

2週間ぶりのご報告。
特に今週は盛りだくさんで、
先週はその準備にかかりっきりだったので
なかなか更新できませんでした。

さて。
まず今週の月曜、セーヌ・エ・マルヌ県議会では
兵庫県朝来市より
市長を始めとする訪問団をお迎えしました。

私のお仕事は、
その歓迎プログラムの翻訳と、副議長の御挨拶の翻訳。
そして、当日突然、議員さんのプレゼンテーションの通訳をまかされました!
数分のものでしたが、ものすごく緊張しました…
焦り過ぎて、辞書なしメモなしという、
とんでもない自我流通訳。笑
でも内容は県の観光事業についてで、とても興味深かったです。

セーヌ・エ・マルヌ県は、かなり観光産業に力を入れています。
ディズニーランドや、サファリパークといった娯楽施設、
さらにフォンテーヌブロー城を始めとする歴史的遺産にも恵まれた県。
日本からの観光客も増えているとのことで、
グループ観光から個人旅行と変化しつつある日本人の旅行スタイルについても
しっかりリサーチして、そのニーズに応えようとしています。

朝来市は、ちょうど私も夏に遊びに行ったばかりですが、
セーヌ・エ・マルヌ同様、文化的な要素を非常に重視していて、
今回の訪問でも、そのような観点から様々な場所を視察されたようです。

県議会の歓迎プログラムは昼食で締め。
フランスに来てから初めて、フルコース!!笑
しかし、恐れ多いことに
横に県議会議長、向かいに朝来市長ご夫妻という席順!!
そのため、ほとんど味もわからないまま
がむしゃらに通訳させていただきました。笑

そんなわけで、緊張はしましたが、
市長も議長も、とても素敵な方達で、
また開かれた精神をもっていらっしゃって
本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

1日空けた水曜日は、朝からバルビゾン村へ。
今回の朝来市からの訪問の大きな目的であった
バルビゾン村との文化交流の覚え書きへの署名という
とてもおめでたい式典に参加させていただきました。

今まで私自身いろんな国を訪れ、さまざまな国籍の人たちと交流してきましたが、
個人間という枠を超えて、もっと大きな交流がはじまるその第一歩を目にし、
なんだか感激してしまいました。これからのことを思うと、わくわくさえします!

バルビゾン村は、本当にかわいらしい小さな町ですが、
正直交通の便があまりよくないのが残念なところ。
ところが、びっくりしたのは、なんと村を訪れる観光客で
一番多いのが日本人だということ!!
確かにバルビゾン派って、日本人には耳馴染みのある言葉ですが
こっちの人にきくと、意外に知られていなかったり。
なんでもヒッチハイクで来る人もいるんだとか。
恐るべし、日本人。

式典の後はかつての旅籠を改築したバルビゾン派の美術館、
そしてこの地で「晩鐘」を描いたミレーのアトリエを訪問。
両方とも、当時の雰囲気をそのまま残した、とても素敵な場所です。

ご一行のお供はここで終了。
でも市長始め、朝来からの方たちと、
そしてもちろんバルビゾン市長や村の人たちと沢山お話できて
とても実り多い2日間でした。
帰国したらまた朝来にも遊びに行こうと思います♪


(実は火曜日は火曜日で大変な1日だったのですが…
今日はとりあえずこの辺でやめておきます!)


『晩鐘』の下絵の前で。@ミレーのアトリエ
Dsc02572


バルビゾンでの調印式。
Dsc02538


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viva 大学!!

予告通り、今日は、始まったばかりの大学生活について。

前にも書きましたが、日本では修士課程を始めたばっかりだった私。
提携先のマルヌ・ラ・ヴァレ大学(UMLV)の
(正式には「パリ東〜」とつきますがパリ市内じゃありません。笑)
同じく修士の1年政治コースで授業を受けることになりました。

UMLVの学部には政治コースがなくて、
修士の政治コースは他大学、他学部からの学生で構成されます。
だからとても心強い!!
アウトサイダーは私一人だと思っていたのですが、
そんなわけで、みんな何らかの「外部」生だし、
政治学ということで、エラスムス関係の学生もいるし。
結構人見知りしてしまう私ですが、ここなら友達もできそうです。笑

先週末の修士1年の入学ガイダンスでは
年間予定や授業内容の説明、
加えて全40名弱の学生の自己紹介がありました。
話を聞くたびに、わくわくして
今更ですが、私は勉強が、と言うよりは
学校という場所が好きなんだなーと発見。

ちょっとおかしかったのが、
日本で在籍しているコースには5名の先生がいらっしゃって、
それぞれユニークで素敵な先生方なのですが、
遠く離れたフランスで、
なんとなくそれぞれに似ていらっしゃる先生を見つけたこと。笑
不思議です。でもちょっと嬉しい。

他学部卒の学生がいるということに配慮して、
政治学の基礎固めのため、修士にも関わらず授業は毎日あります。
でも他の業務がある私が授業に通えるのは、週1日だけ。
どの授業も面白そうだったので、選ぶのに苦労しました。
結局月曜日の基礎政治学と政治哲学を選択。
いよいよ今週の月曜から授業が始まりました。

しかし。
しょっぱなの月曜日の午前中は
悪評高き(笑)県庁での滞在許可証申請の予約が。

9時からだったので10分前には県庁に行ったのですが、
すでに長蛇の列が!!
誇張でもなんでもなく、100人くらい並んでいました…
もちろん滞在許可証申請目当ての人だけではないですが、
受付でもらった整理券に「あなたの前に44人います」
と書かれているのを見て、心底うんざりしました…

家が県庁に近いので何とも思っていませんでしたが、
よく考えると、ここはセーヌ・エ・マルヌ県の県庁なわけで、
広大な面積をもつ県の、至る所から人が集まるのですよね。
毎日遠方はるばる、寒空の下、開門の何十分も前から
ずーっと待っている人たちがいるのか…

結局9時の予約でしたが、窓口に呼び出されたのは11時。
ここで2時間待っていても、書類にちょっとでも不備があると
再度予約をとりなおさなければならないので
気が気ではありませんでしたが、なんとかOKが出ました!

午前中の授業にはもちろん参加できず、
昼からの授業も、朝からの疲れがたたってか(これは言い訳)
先生の熱い哲学論にもあまり集中できず…
本格的な勉強は、来週からになりそうです。

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お仕事 その2

あんなに毎日お天気がよかったMelunですが、
ここ数日は雨がふったり、かと思えばお日様が照ったり、
とても不安定な空模様です。


さて、今日は今いただいているお仕事のお話。

日本語教師のアシスタント業務がまだ始まっていないので、
ほとんど毎日Seine-et-Marne Developpement
(セーヌ・エ・マルヌ県経済振興公社)でお仕事しています。

ここでの立場はStagiaire(研修生)。
でも他に日本人はいませんので、
日本の企業および行政間のプロジェクトのための翻訳等が
私の主なお仕事になってきます。

今年は日仏交流150周年という大きな記念の年で、
(http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/150/)
その関係で多くの行事や展覧会などが予定されています。
その一環として10月の末、フランス北東に位置するNancyで
Assise franco-japonaise日仏自治体交流会議が開催されます。
プレスリリースを引っ張ってくると
「会議には、姉妹都市提携を結ぶ日仏双方の自治体の首長等が一堂に会し、
自治体が直面する経済・社会・環境面での課題等について意見交換を行い、
未来を展望した積極的な提言を発表する予定であり、日仏の自治体が交流
を深める絶好の機会となることが期待されている」
とのこと(横着してすみません…)。

その中でセーヌ・エ・マルヌ県が参加するのは、社会問題についての分科会。
「セーヌ・エ・マルヌにおける医療問題対策」というテーマで
県議会の担当者の方がなさるプレゼンテーションのパワーポイント翻訳と
日本における医療問題について担当者の方に簡単に説明させていただくというのが
私の目下とりかかっているお仕事の内容なのです。

日本の医療問題って、今までちゃんと調べたことはなかったですが
産科医療における危機だとか、新研修医制度の弊害、
とにもかくにも医師の不足だとか、本当に沢山の問題が
普通にニュースを見ているだけでも、よく取り上げられていますよね。

セーヌ・エ・マルヌにおいては特にへき地での医師不足や
総合診療をなさる開業医の減少ということが問題になっているようです。

日仏の医療問題に関しては、もちろんその背景から様々な違いがありますが、
その一方で似たような点で苦労してる問題も見受けられます。
(医師自身の仕事観の変化や患者側のモラルの問題など)
意見交換には私も出席させていただくことになっているのですが、
活発な議論がなされることを期待しています。

(会議そのものも楽しみですが、
以前工事中でほとんど見れなかった、Nancyの世界遺産、
黄金のスタニスラス広場を、今度こそこの目で見てきます!!)


次回は、昨日入学手続がようやく済んだ大学について書きます!

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